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アクセラプログラム徹底調査!~ASACアクセラレーションプログラム~

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アクセラプログラム徹底調査

~ASACアクセラレーションプログラム~

 

こんにちは!起業家新聞を書かせて頂いている町田と申します。

 昨今、日本において「スタートアップ」「起業」「オープンイノベーション」という言葉が以前に比べかなり一般的になってきたと感じています。また、企業側も脱自前主義・事業のスピードアップと言う観点から数多くのアクセラプログラムを開催する流れが出来てきています。

 しかし一方で、数多くのアクセラプログラムが出てきたことで情報量が不足し、プログラムのページを見ても雰囲気や詳細が分かりにくいといった声を数多く聞きました。

 そこで今回は筆者は少しでもその情報不足を解決する為、アクセラプログラムの参加者調査を行いました。

 調査させて頂いたのは、現在募集中(10/1締切)である「青山スタートアップアクセラレーションセンター(ASAC)アクセラレーションプログラム」です。(アクセラレーションプログラム|青山スタートアップアクセラレーションセンター)

 調査方法としては、実際に参加企業に会ってお話を聞かせて頂く事で、なるべく補正のかかっていない”生の声”を調査した結果を書かせて頂きます。

[プログラム内容]

(以下「青山スタートアップアクセラレーションセンターホームページ参照)

・主催者:東京都(トーマツ)

・対象ステージ:シード~レイターシード(創業前~3年未満 )

・参加チーム:10チーム前後

・プログラム期間:5か月

・重点領域:女性起業家、成長産業、モノ作り

・プログラム特徴:豊富なメンター陣、宿泊施設付き

となっています。企業でなく、東京都が主催というのが1つの大きな特徴です。

[調査協力企業]

今回取材には、4期採択企業である以下の企業様にご協力頂きました。

①株式会社O: ②エーテンラボ株式会社 ③株式会社ジャパンヘルスケア ④株式会社シェアダイン ⑤株式会社ビビットガーデン

お忙しい中、ご協力頂きありがとうございました。

[結論]

まず結論から言わせて頂くとこのプログラムを一言で表すと

「運営側(有限監査法人トーマツ)が採択企業に対して強力にコミットするアクセラプログラム」でした。

[理由]

では以下に4つの採択企業様からにインタビューを元に、上記の結論至った理由を書かせて頂きます。

①採択企業限定の質の高いセミナー

 まず1点目として挙げられたのは、「起業時に必要な知識等に関するイベントやセミナーが豊富に提供されるという事でした。

 実際今回取材させて頂いた時も「VCナイト」という多数のVCの方に事業のフィードバックを個別に頂くセミナーが開催されていました。この他にもメディア向けのノウハウを学ぶ「メディアナイト」や広報ノウハウを学ぶ「広報戦略講座」等数多くのセミナーがあるそうです。

 更に、どのセミナーも構成、内容等の質がとても高いという事が回答として多く得られました。

 既に過去に3回実施でノウハウがある、日本で最大規模の起業家支援も行っている「有限監査法人トーマツ」が運営しており、様々なバックグラウンド(金融、コンサル、広告等)のサポートがある事もその要因ではないかと考えます。

 また、今後も更にメンバーがジョインするという事をトーマツの方もおっしゃっていたので、引き続き強力なサポートが受けられる事が期待できます。

②週1ミーティング、月1ミーティング

 こちらは簡単に言うと、週1回トーマツのメンターから、そして月1で企業メンターからメンタリングを定期的にプログラム期間中受ける事が出来るという制度です。どちらのミーティングにおいても「必ず改善や学びを得る事が出来る」といった声が多かったです。

 その理由としては、やはりトーマツ側のコミット力が大きな要因と思われます。深夜であろうと、早朝であろうと課題解決・ブラッシュアップに共に付き合って頂いた事もあるとの事でした。また、ミーティング期間の設定もちょうどよく、スピード感を失うことなく事業を進めていけるとのことでした。

トーマツの強力なサポート体制

 既にご存じの方も多いと思いますが、トーマツはメディア等でも良く話されている斎藤祐馬氏(事業統括本部長)を筆頭に 「国内外 約3,000社のベンチャー企業支援・大手企業イノベーションコンサルティング・官公庁向け政策提言/実行支援」も行っている国内最大規模の会社です。その為、先ほども述べたように、金融やメーカー、地方自治体、広告、会計等様々な業界から起業家を支援したいという志を持った人材が集まっています。そのカバー領域の広さを生かして、採択企業と大企業とのマッチング、紹介、専門領域の指導といった強力なサポートを採択されると受ける事が出来るとのことでした。

 また、デロイトグループというグローバル企業の中でありながらコミットメント、スピード感がとても高いレベルにあるという事も分かりました。

 これだけ様々な分野、強力なサポートを受ける事が出来るのは大きなメリットですね。

④東京都が主催

 企業でなく自治体が主催しているという事は数あるアクセラプログラムでも珍しいのではないでしょうか。インタビューの結果以下の2点が大きなメリットとしてあげられるとのことでした。

・競合を気にしなくてもよいといった企業色を気にせずに応募できる。

・資金調達等の際に東京都というネームバリュー(信頼性)を生かせる。

 実際に資金調達はプログラムに採択された時点で話自体がくると言った事もあり得るそうです。

 

 上記で挙げた4点以外にも宿泊可能な渋谷駅に近い施設(表参道駅徒歩7分)を使用する事が出来るといったメリットもあります。

[改善点]

 ここまで良い点を挙げてきましたが、せっかく”生”の声を届けるとのことでしたので、殆ど表に出てくる事がない「プログラムの改善して欲しい点」についても書かせて頂きます。

 お話を伺って挙がった点としては、

「過去に採択された企業との縦の繋がりが弱い」

という事が挙げられていました。しかし、その点についてはトーマツ側も認知しており、今後は交流会を開くといった対策をとっていきたいとのことでした。

[まとめ]

 以上の点をもう一度踏まえると、このプログラムはやはり、参加の価値は多大にあるプログラムではないでしょうか。採択企業の方も「起業初期に必要なサポートはほとんど受ける事が出来る」と口をそろえていました。唯一挙げられた改善点についても、前向きに改善に取り組むとのことを運営側もおっしゃっていた事から、5期では改善が期待できるのではないかと感じました。

 シードステージの重要な時期に、これだけ手厚いサポートを”無料で”受けることが出来るのであれば、応募して損はないと思います。また、東京都が主催している為、分野の制限もなく応募できるという事もあります。(実際4期の採用企業もヘルスケア、農業、IT、ファッションと様々)

※余談ですが、過去に応募結果の影響はないそうです(実際に過去落ちて採択された企業有)

応募条件等はASACアクセラレーションプログラムホームページに掲載されておりますので、ご参照下さい。(あくまで個人的な調査結果となっておりますのでその点はごご了承ください。)