vol.16２スタートアップ役立ち情報

＜お役立ち情報＞

「イノベーションを起こす」果たしてそれはどのような事を言っているのかについて実際の例を使って説明された記事となっています。イノベーションと言うと近頃ではUberやAirbnbに代表される様なシェアリングエコノミーサービス、Amazon Goといった物が挙げられます。それらの共通点は小さな改善を積み重ね作ったというより、既存のサービスとは全く別の視点で問題提起し作ったという共通点が挙げられます。ではその既存とは別の視点を持つために重要なのはなのか？その答えとして今回の記事では問題の定義に焦点を当てるという方法をとっています。そしてその問題を再定義(リフレーミング)する事で新たな視点からの問題定義をする事が出来ると提案しています。リフレーミングの例として自動車が挙げられます。フォードの創始者であるヘンリー・フォードが「もし消費者の声を聞いていたならば、私は今頃速い馬車を作っていただろう」と述べたように、もし消費者が既存で用いている”馬車”という移動する際の解決策にフォーカスを当てていたら、より速く効率的に改善された馬車の域を超えることはありません。しかしフォードのように、”より速く効率的に移動したい”という問題にフォーカスをあてる事で、別に馬車にこだわる必要はないと気づき、新しい移動手段としての自動車という答えにたどり着くことができるという訳です。ぜひ現在皆さまが考えに詰まっている等がありましたら、着目点の再確認として読んで頂ければと思います。

２、[マーケティング]急成長スタートアップ企業のマーケティング戦略とは？

今回の記事は、急成長するビジネスを少人数で効率よくドライブさせるため、マーケターは何を優先させるべきなのかについて書かれた記事となっています。具体的な取り組みは、ターゲットの選定・獲得の為に地道に名刺を集め分析するというところから始まり、勝率が高い企業の選定をしっかりとやったうえで営業をかけ、効率的な営業に結び付けるといった対策を行っているとのことです。また今回の記事でも述べられている、他社の事例の有効活用も重要だと思います。またその他社の事例を得るために筆者の会社では、セールスとカスタマーサクセスのチームを交えて毎週「ナイスな事例」「しくじった事例」を報告する場を設け、今まで出てこなかった業界事例やこれまでになかった課題を解決した例があれば、取材させてもらえるようオファーするといった方法をとっているようです。オファー時には「この部分を出したい」という意思を持って、それを前もってヒアリング項目として取材先に明確に伝えるといった工夫もしているとの事です。

３、[採用]実は戦略的！？国内外のクリエイティブ＆ユニークな採用活動12選

今回の記事は日本国内及び海外も含めた他の企業とは一味違うユニークな採用方法をまとめた記事となっています。ユニークなグループワークや、オシャレな採用ページ、デザイン性の高いパンフレット等様々な工夫を凝らして他社との差別化を図っています。ユニークというと奇抜な採用方法だと思いがちですが、今回掲載されている方法は奇をてらったというよりは効率的に必要としている人材を手に入れる為の戦略という側面が強い内容となっています。特に書類選考の代わりにGitHubのレポジトリの結果を用いたり、Facebookのページに課題の答えを投稿してもらい、採用のほとんどの流れをFacebook上で完結させることで採用側も応募側も手間を減らすといった取り組みは有効な手段だと思いました。ぜひこの中の方法の内応用できる方法を見つけて頂き採用の効率化につなげて頂けたらと思います。