vol.161 スタートアップ役立ち情報

＜お役立ち情報＞

１、[ブランディング]スタートアップのブランディングに必要な３つのフレームワーク

今回掲載させて頂く記事はSquareやCoverなど数々のスタートアップのブランディングを手助けしてきたGoogle元マーケティング担当者Arielle Jacksonが、ブランドの目的、ポジションそしてパーソナリティを決定するための有効なフレームワークについて解説した記事となっています。今回の記事で紹介されているフレームワークは「Purpose、Position、Personality(目的・ポジション・パーソナリティ)の3つのPを見つける」というものです。具体的には目的とは、「どのような形で世界を良くしてきたいか」、ポジショニングとは、「既に知っている他社と比べて、顧客があなたをどのように見るか。つまり、競合や既存のシステムと比べどのように違ってユニークなのか。」ということです。そして最後のパーソナリティは、自社がを説明する際に”どのように”を言うか」、簡単に言うと自社を形容詞3語で表すとといったような類の物ですです。ぜひ皆さんンも一度こちらに挙げた3つのPを簡単に思い浮かべてみて、もし曖昧もしくは再考したいとお思いになった方は記事を参考にしていただればと思います。記事では実際の企業の例を用いて紹介されているのでどの点についても分かりやすくまとまっていると個人的に思いました！

２、[マーケティング]スタートアップの定義と「顧客開発モデル」の4ステップ

今回の記事は、顧客開発モデルの基本や、ポイントとなる部分が丁寧に解説された内容となっています。、「顧客開発モデル」とは、やみくもに多くのリソースを掛けて製品を生産・販売する前に、その前段階で、ニーズがあるのか、どうやって儲けるのか、どうやって顧客にリーチするのか等にについてあまり予算を掛けずに、初期段階では製品さえ作らずに、確認するための方法論となってます。その上で、売れる、ビジネスモデルが機能すると分かってから、初めて大きくリソースをつぎ込んでいく事で失敗のリスクを減らすことができるというメリットがあります。この方法論には大きく分けて4つのステップがあり、ステップ1:｢顧客発見｣、ステップ2:｢顧客実証｣、ステップ3:｢顧客開拓｣、ステップ4:｢組織構築｣に分かれています。言っている事は皆さんの内多くの方はもちろん知っていると思いますし、既に息をするようにこれを実行なさっている方も多いと思います。しかし、一方でどれかが抜けている、もしくは無意識のうちに飛ばしてしまっていたという方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は画像を見て頂くだけでも良いのでもう一度ステップを再確認していただき、なるべく確実性を上げるためにお役に立てればと思います。また、明日以降には各ステップについてより詳細なポイント等についてまとめた記事を掲載させて頂く予定ですので、ぜひご覧いただけばと思います！　

http://enterprisezine.jp/bizgene/detail/4153

３、[採用]経験者達だけが知っている。スタートアップの成長を足踏みさせる、人材戦略の落とし穴と対処法

今回の記事は成長が足踏みする企業に共通する人事戦略の判断ミスと、その対処法について書かれた記事となっています。この記事の前半にも書かれているように、ある程度スタートアップの採用戦略には「勝ちパターン」があるにも関わらず上手くいかないという場合が多々ある理由として「事業のフェーズに応じた人の採用も含めたアサインができない」という場合が多いという事があるそうです。つまり、事業に成長のドライバーが有るのと同じく、個人にも「モチベーションのドライバー」がありますが、これを意識せずにマネジメントしてしまうという事です。フェーズごとにユーティリティープレイヤーを重視するのか、それとも専門性を重視するのかと言った事は事前に事業のスケール等を考えた上で想定しておくと採用のミスによる遅れ等のリスクは軽減できるのではないかと思います。また、初期にジョインした場合でも成長し続ける人材の採用テクニックの一つとして「うちの会社は、今はこんなフェーズでこんな課題感があるのですが、仮にあなたが入社したら、何から手をつけますか？」という質問する事でその人の将来的な活躍予想をおおよそ立てるという方法も面白いと思いました。